第68回 巨人の裏ガネ
3月15日の朝日新聞朝刊に巨人の裏ガネの記事が載った。
内容は、読売巨人がの、裏の契約金として36億円の支払いをしていたというもの。
もらったのは阿部、高橋由、内海、上原、二岡、野間口の6選手だという。
読売側は球界申し合わせはあくまで申し合わせで、ルール違反ではない・・という屁理屈をいうが、同じ業界で申し合わせたものを、勝手に超過して、秘密裏に大金を積んで選手を獲得していたとしたら、噴飯ものではないか。
球界の盟主とか、巨人軍は紳士たれとか・・エラソーなことを言っていた会社がコレだ!!
特に酷いのは、野間口選手にはには7年分割払いで脱税の幇助をしていたこと。
36億円の裏ガネを出した会社の発行する「読売新聞」や「日本テレビ」、「読売テレビ」が、平気な顔をして「小沢一郎の政治とカネ」を批判していたことに対し、どういう落とし前をつけるのだろうか。
ちなみに15億円の疑惑は「みのもんた」。いつの間にか闇に葬られたが、彼の自宅、豪邸は事務所の所有物。今時、中小企業のオーナー経営者でも、会社に自宅を建てさせ、社宅として住んでいる人は少ないだろう。
みのもんた氏が、自宅の取得時の「不動産取得税」や毎年の「固定資産税」「都市計画税」などについて、自分で払っているのかどうかは良くわからない。社宅代として、会社に対し幾ら支払っているのか不明だが、みなし所得としてきちんとご自分の所得税に適切な金額をもし支払っているとしたら、公人として、是非、オープンにしてもらいたいね。
ちなみに36億円も15億円も、小沢一郎氏の4億円に比べれば、決して頬かむりですむ金額ではない。
ちなみに小沢一郎氏の4億円については、記載時期のずれだけの話で、税制上の問題はない。単に、書き直せば、追加徴収される話しではない。
つまり被害者がいない。読売については、他の球団が大きな被害を受けた。みのもんたについては、脱税とまでは言わないものの、税金の問題がもしあれば、政府と国民が被害を受けたことになる。